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アメリカボーディングスクール-♯4 2019年入学難易度2019-04-09

<先週木曜日のブログに続きます>
ランク4のボーディングスクールに続いて、ランク3のボーディングスクールを下記、リストします。

Brewster Academy
Bridgton Academy
Cheshire Academy
Ethel Walker School
The Gunnery
Marianapolis Preparatory School
Marvelwood School
Cambridge School of Weston
Chapel Hill-Chauncy Hall School
Concord Academy
Cushing Academy
Darrow school
Gould Academy
Gow School
Grier School
Hebron Academy
Hoosac School
Hun School of Princeton
Kents Hill School
Kimball Union Academy
Knox School
Lawrence Academy
Miss Hall's School
Oxford Academy
Pennington School
Perkiomen School
Proctor Academy
Purnell School
Putney school
Salisbury School
St. Andrew's school
St. Thomas More School
St. Johnsbury Academy
Stony Brook School
Storm King School
Tilton School
Trinity-Pawling School
Vermont Academy
Washington Academy
West Nottingham Academy
Westover School
Wilbraham & Monson Academy
Williston Northampton School
Winchendon school
Worcester Academy

ランク3とランク4のボーディングスクールの違いは、ESLクラスがあるか否かです。数校の例外はありますが、基本的にはESL(English as a Second Language)という留学生のみのクラスを正規のカリキュラムとして取り入れているのがランク3の学校群の特徴です。

ESLクラスも多様です。国語としての英語クラスのみをESLとして現地生徒と分離している学校もあれば、社会や理科までESL独立クラスとしている学校もあります。
ランク3のボーディングスクールへの入学難易度は学校によって異なるのがこの学校群の大きな特徴と言えます。たとえば、Williston Northampton Schoolは、90年代から継続的にESLクラスがありますが、合格した留学生のTOEFLスコアは60点を超えていると思われます。
また、Emma Willard School(女子ボーディングスクール)のように、10年ほど前まではESLクラスがあり、ランク3のボーディングスクールでしたが、今ではESLはなくなり、TOEFLの点数や学力基準も上がり、ランク4になった学校もあります。

ランク3のボーディングスクールがすべてWilliston Northampton Schoolのような英語力を要求するわけではありませんが、志望校選択においては過去の留学生受け入れをしっかり調べ、かつ将来の見通しを考える必要があります。

このランクのボーディングスクールへの出願を考える時に、確認すべき情報として在学留学生数とその出身国があります。ランク5とランク4のボーディングスクールでは、ある特定の国に偏った留学生の受け入れはないと言えますが、ランク3の学校においては、中国から驚くべき数の留学生を受け入れている学校がないとは言えません。実際に学校を訪問しキャンパスを歩き、授業風景を見れば自ずと明らかになりますが、事前にアドミッションオフィスに問い合わせをして、留学生の数と出身国を確認すれば、学校選択するための有益な情報となります。
つづく

日曜コラム 小学生から考える留学プラン2019-04-07

留学プランをブログで取り上げるのは、かなりの回数になると思います
今回、それを取る上げたきっかけは、小学生低学年ですでに留学を実行している
お母さんからの質問でした。

今後の我が子の教育プランを考えるにあたり
進学準備をどのようにしたらよいかというのが質問の主旨でした
小学から中学への留学継続を円滑に行うための準備に
留学している本人のアイデンティティの形成も含めて考え
それを実行することはそのご家族にとっては切実な問題でしょう

私の経験から申し上げれば最優先されるべきは親子の絆です
次に大切なのが学習習慣の基礎作りです
そして三番目が反復練習ではないかと思います

親子の絆で思い出されるのが昨年の夏、アルバイトとして採用した学生さんです
日本を代表する国立大学の英語ですべての授業を行うプログラムの学生である
その人は、それまでの教育をすべてアメリカで受け
高校はボーディングスクールでした
その人がなぜ日本の大学に入学したのか

本人の回答は「日本人でありたいから」でした

異文化の教育を受けそこで育ちながらも「日本を忘れない」その人に
私はこころを震撼させられる感動を覚えました
その人の「他力」でない教育の根本にこれからの日本に必要な
精神の在り方が見えてくるように思いました
その人の親がアメリカで私のブログを読んでいたことがきっかけで
アルバイトをするに至ったそうです

その人の親はとてもいい教育をされたと思います

学習習慣の基礎作りを一言でいえばTOEFL対策と言えるかもしれません

ジュニアを含むボーディングスクールでは驚く程に試験対策には無頓着です
彼らの教育理念からいえばそのような対策は生徒各自の仕事なのでしょう
しかし、そのような教育文化で育っていない日本人留学生にとっては、
TOEFL対策は必須のように思うのです
そのために、年に4回ほどあるボーディングスクールの休みの期間を活用し
それに取り組むことを私は留学生に相談の段階から勧めています

反復学習というのは、日本の学習習慣のなごりを保持するということです

ボーディングスクールでは、ディスカッション、プレゼンテーション、
グループワーク、スピーチなどが日常の学校生活の基本となります
日本よりも多くの文章を読に理解しそれを
自分の文字で表現することが求められます
クリエイティブといえる教育ですが英語という言葉のハンディを克服するために
反復練習も欠かせないと私は考えています

留学生は忙しいというのが私の長いコンサルタント歴から導かれた
素直な留学生に対する印象です

アメリカボーディングスクール-♯3 2019年入学難易度2019-04-04

<火曜日のブログに続きます>
ランク4のボーディングスクール、火曜日に続いて述べたいと思います。再度、そのリストを下記に記載します。

Berkshire School
Blair Academy
Brooks School
Canterbury School
Cate School
Cranbrook School
Emma Willard School
Governor's Academy
Groton School
Kent School
Mercersburg Academy
Middlesex School
Milton Academy
Miss Porter’s School
Northfield Mount Hermon School
Peddie School
St. George's School
St. Mark’s school
Stevenson School
Suffield Academy
Tabor Academy
Thatcher School
Westtown school

これらの学校の入学難易度を示す、TOEFLとSSATの点数目安を前回のブログで示しました。しかし、この23校の入学難易度はその年によって大きく異なります。テンスクールズに合格しても、あえてランク4のボーディングスクールに入学するアメリカ人志願者は珍しくはありません。
それボーディングスクール入試の現実であり、志願者の意思がとても重視されるアメリカの教育文化こそが私が日本の人たちに知っていただきたいことでもあります。

上記、ランク4の学校群の志願者学力を数値化してランキングに並べることをアメリカ人志願者はそれほど重要と思わないと思います。学力以外でも、芸術、音楽、スポーツ、社会活動など多岐にわたる分野で志願者が「自分に合っている」と感じる要素はたくさん発見できると思います。また、学校訪問で出会った生徒、先生、そしてアドミッションスタッフなどに個別に感動することも大いにあり得ると思います。
そのような印象をもとに自分の第一志望校を決めることは、アメリカ人志願者においては、とても一般的に行われていることです。
自分の感じたことと客観データが違っていても、自主的に第一志望ボーディングスクールを決めても大きな問題はありません。厳密にデータ分析しても、留学生が留学当初、その学校に満足を感じるわけではありません。

情報に頼るのではなく、自分の決断を尊重し、その決意に頼ったほうが、本人の潜在能力を十分に発揮できると私は信じます。また、本人とボーディングスクールとの相性については、アドミッションスタッフもとても重視、尊重する要素です。
つづく

アメリカボーディングスクール-♯2 2019年入学難易度2019-04-02

<先週木曜日のブログに続きます>
前回はアメリカボーディングスクールでも最難関と言われているランク5、テンスクールズについて今年度の入学難易度について述べました。今日は、ランク4のボーディングスクールの今年度の入学難易度について考えてみたいと思います。

ランク4のボーディングスクールは下記のとおりです。

Berkshire School
Blair Academy
Brooks School
Canterbury School
Cate School
Cranbrook School
Emma Willard School
Governor's Academy
Groton School
Kent School
Mercersburg Academy
Middlesex School
Milton Academy
Miss Porter’s School
Northfield Mount Hermon School
Peddie School
St. George's School
St. Mark’s school
Stevenson School
Suffield Academy
Tabor Academy
Thatcher School
Westtown school

上記ボーディングスクールには、留学生のためのESLサポートはあってもESLクラスはありません。合格のためのTOEFLは80点以上が基本です。SSATは60パーセンタイル以上と思われます。
ランク4への志願者は、インタビューでネイティブスピーカーと同等のコミュニケーション力が求められます。志望の動機や学校への貢献、また自分が在学中に達成したいことやその理由など、自分の思っていることを論理的、体系的に英語で述べることが合格の基本条件となるでしょう。

上記の学校のなかには、TOEFL100点以上、SSATも80パーセンタイル以上の基礎学力を留学生に要求する学校もあります。留学生の出願国が多様なので、それぞれの年度で大きく入学の基準となるTOEFL、SSATの点数も異なることがあります。日本人志願者はその数がアジアのなかでは極めて少数のため国別合格枠においては、中国、韓国と比べて極めて有利ですが、年によっては日本人志願者が多い場合もあります。そうすると、TOEFL、SSATの基準が驚くほど高くなることがあります。場合によっては、合格基準がテンスクールズを上回るようなことも起こり得ます。

私は学校訪問の際に、それぞれの学校に日本からの出願状況を聞くようにしています。また、日本人合格枠についても率直に質問することにしています。日本ではそのような情報は、データとして公開されると思いますが、アメリカボーディングスクールでは、そのような綿密さや質問におおよそのアドミッションスタッフが回答してくれます。
その情報で出願校の合否がある程度予測でき、志願者の入学優先順位を決める手がかりとなります。
つづく

日曜コラム 春休みとオプション旅行2019-03-31

日本の学校の春休みが2週間前後なのに対して
ボーディングスクールの春休みは3週間ほどと長めになっています

この期間、日本に帰る留学生も多いのですが
多くのボーディングスクールでは、オプションで旅行が用意されます
日本の学校に比べて、学校全体で行う行事、運動会、文化祭などはありませんが
この期間に生徒の個別選択制(オプション)による
旅行があるのがボーディングスクールの特徴のように思います

この旅は、引率する先生がトータルに旅をコーディネートします
旅の目的、スケジュール、手配、現地活動などに
先生の意思が明確に反映するように思います
学校全体の行事では、そのような個性的な手配はおおよそ難しいのに対して
オプション旅行は驚くほどにアドベンチャーにあふれています
その目的地は、貧しい地域が多く、それ故に何らかの社会活動で
社会貢献をしようというものです

その地域のためになることを行うのがオプション旅行の主旨ですが、
たとえば、井戸を掘る、学校を作る、子どもたちの遊び場を作る
社会的施設で数日間の体験をするなど、それを計画する先生の
賭ける情熱と行動力によって、旅が成り立っているように思います

ボーディングスクールの規模が大きくなればなるほど
オプション旅行は多様になり、生徒の選択も多くなります
「選ぶ」ということがとても大切なボーディングスクールにおいて
授業や活動も個性的といえるのではないでしょうか

春休みのオプション旅行、参加者が少なければ最少催行人員に達せず
実行できないということもあり得ると思います
また、実行できても参加者が満足しなければ、翌年は実施されないでしょう
それ故に、参加者も引率者も旅に真剣に取り組むことになります

受験や試験とは全く関係ない分野で社会貢献というテーマを学ぶことは
おそらく生徒の将来に大きな影響を与えるのではないかと思います

今年も多くの留学生たちが今の時期、世界のさまざまな地域で
社会貢献に取り組んでいることと思います