母校(Alma Mater)へのプライドと愛着 2010-02-09

ボーディングスクールの卒業生は母校、Alma Materにたいしてプライドと、
愛着、そして感謝の気持ちが強いと私は感じています。



どこのボーディングスクールでも卒業生ネットワークは学校の宝ですから大切にしますが、
おじいさんやおばあさんの卒業生が何世代も違う卒業生たちと談笑している、
写真などを広報誌でみると、母校への愛着、Alma Materという言葉の重みと
親近感を実感します。



私のお世話した生徒さんたちも、ホームカミングデイ(我が家に帰る日)などに、
母校を日本からはるばる訪問することもあるようです。
母校に立ち寄りたい、時には帰りたいと思わせる何かが、
ボーディングスクールにはあるのだと思います。




何かがそれぞれの卒業生によって異なるところが、
ボーディングスクールらしさではないでしょうか。
スポーツ、勉強、寮生活、恋愛、友情、議論、社会活動、音楽、美術、
演劇、ダンス、進学、人生観何かに夢中になる、何かを通して自分を見つめる、
ボーディングスクールは子供たちにそれこそを発見させ、提供したいのです。




卒業生に鮮明なのは母校の何でもありの精神だと思います。
その精神は、努力して、苦労して、自ら手に入れた人たちによって、
大切にされています。なぜならば、
その精神が卒業生のその後の人生のきっかけを作ったからです。
支えているのはもちろん、ボーディングスクールにかかわっている、
またかかわった人々すべてです。
結果として、ボーディングスクール300校あまりの寄付金プール額は17ミリオンドル、
後述するテンスクールズなどは100ミリオンを超える寄付金をプールされ、
奨学金、学校活動、施設拡充などに使われています。
(注)1ミリオンドル=1億円(1ドル:100円として)




これからボーディングスクール留学を考えるご家族へ


10代でまったく新しい生活をスタートすることはそれなりのリスクが伴います。
結果を出した親御さんからも、わが子が途中で挫折することも覚悟して,
送り出したと良く言われます。
親が子供を信じきること、そのための、ノウハウをボーディングスクールは、
親子に教えてくれるのだと思います。




ボーディングスクールでは新入の寮生ひとりひとりが環境適応へのリスクを負います。
英語がわからず、どうにか生活を維持するため、彼らは必至で考えます。
そしておどおどしながらも、新たに知り合う人々、新たな社会、
新たな学習方法を学んでゆきます。




初年度苦労して得られた新たな生活は次年度以降で安定してゆきます。
そして留学生はボーディングスクールを楽しいところと感じ始めます。
同年代の人たちと寝食を共にする、その人たちはすべて今まで日本では,
知りえなかった人たちです。
一般に留学生は同じ苦労を共にし、そのつらさを共有できる人との友情を深めます。
そしてその友情は国籍に関係なく一生の財産となります。



言葉のハンディ、異文化生活というハンディ、そして、なにより親のいない中での生活、
このハンディが将来、とてつもないアドバンテージとなり自分に戻ってくるのです。
ボーディングスクール卒業生の母校へのプライドと愛着がとてつもなく大きいのは、
彼らが成功している証であると私は思います。

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