学校訪問後の手続きについて-ボーディングスクール(アメリカ編)2011-01-20

学校訪問終了後の手続の流れについての概要を述べます。


★ 英語力試験
学校訪問ないしは電話によるインタビューで本人の英語力を学校は把握しますが、多くのボーディングスクールがさらに英語テスト結果を要求します。
レベル3、3.5のボーディングスクール群での英語力を示す試験はSLEPが主流です。このテストはTOEFLのジュニア版とも言えるもので、1時間40分の間にリスニング力と英語理解力を試すテストです。特定の実施日はなく、いつでも受けられ、結果はその場で出ます。
レベル4、5のボーディングスクールへの出願はTOEFL、SSATの結果を提出することが必要です。入学希望年の2月までに結果を学校に提出するよう求められますので、それに間に合うようにテストを受けることになります。
両テストとも、インターネットにより申し込みますが、場所と日時が限定されていますので、早めに申し込むことが肝要です。


★ 合格発表:入学年の3月10日以降
待望の合格発表は3月10日以降、本人が願書に指定したEメールアドレスに送られます。郵送による連絡は主流ではありません。


★ 出願先への通知
自分が選ばなかった学校から合格通知が来た場合は、他校に入学する旨を書面かEメールで連絡をします。


★ 授業料一部(Tuition deposit)の支払い:4月頃
入学する旨を学校に連絡して、契約書および入学に必要な書類を郵送してもらう旨、学校に連絡をします。
授業料支払いに関する契約書が学校から郵送されますので、指定された授業料の一部(通常5000ドル前後)を送金して、親と本人が署名した入学契約書を学校に返信することで入学が確定します。


寮生として学校に登録するための主な書類が送られてくるのは7月から8月にかけてとなります。サマースクールに出席するのが留学初年度は普通ですから、これらの書類の到着が本人渡航後、親元に送られてくることも珍しくありません。本人不在で登録手続書類の記入が煩雑になることを避けるために、入学先校には、Tuition Depositを送ると同時に、登録書類の送付を伝えます。

登録書類で注意が必要なのは、健康診断と予防接種記録書類です。アメリカの場合、州ごとに必須予防接種が決まっており、B型肝炎、MMR(おたふくかぜ、麻疹、三日はしか)など日本では行なわれていないものは日本で摂取して行くことをお勧めします。それができない場合は現時の予防接種基準にあわせて各校の保健室担当者が不足予防接種の手配をすることになります。


★ サマースクール入学願書作成:3月-4月頃
多くのボーディングスクールが留学生の受入れ条件としてサマースクールへの出席を必須とします。留学決定校にサマースクールがあれば、サマースクールへの願書提出のみで通常、手続が済みます。進学先校にサマースクールがない場合は、英語の読み書きを中心に勉強になる学校を探して手続をします。
サマースクールへの入学はレギュラー・スクールへの入学に比べて、入学難易度は低く、レベル4、5の学校の学校でも留学経験が半年以上あれば、入学できる可能性は高くなります。
「多彩な経験を外国で」という意味では、初年度はレギュラー・スクールのサマーに行くとしても、次年度以降は別の学校のサマーがよいと思います。


★ ビザ取得:5月ないし6月
詳しくはこの章の別項でビザについて解説します。



★ サマースクールに向けて渡航:6月下旬~7月上旬
この時期の渡米はフライトもそれほど混んではいないと思います。インターネットで割引航空運賃を購入する場合、早ければ早いほど料金も安く、選択肢も多くなります。フライトの手配も早目が有利です。
現地到着時の出迎え依頼は通常、入学先ボーディングスクールから合格後、送られてくる登録のための書類の中にあります。前述しましたが、合格後、なるべく早くに登録書類の送付を学校に依頼してください。


★ サマースクール終了による一時帰国:8月上旬
サマースクールが終了して、9月のレギュラー・スクールが開始されるまで、おおよそ1ヶ月の「サマー」休みがあります。サマースクールから「行きっぱなし」でボーディングスクール入学ができれば、英語面でも、費用面でも合理的とおもうのですが、サマーからレギュラー・スクールまで帰国せずにアメリカで過ごせる学校は私の知る限りでは1校しかありません。


★ 留学開始:9月上旬
いよいよ留学がスタートします。


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