ボーディングスクール情報サイト、Boarding School Reviewの活用方法2011-01-11

学校選定は10代の長期留学を考える上で最も重要な問題といえます。ボーディングスクール留学においては子供に任せっきりという状況は考えられませんし、親が一方的に学校を決定することも良策とはいえません。親子で情報共有し、お互いが納得してチャレンジ校、合格圏校、セイフティー校(すべり止め)などを決定することをお勧めします。ここではBoarding School Reviewというボーディングスクール専門のサイトをどのように活用し本人に合った学校を見極めてゆくかを解説したいと思います。



このサイトに掲載されているボーディングスクールは290校あまりです。この中から入学可能でベストな学校を探してゆくわけです。入学できるか否かを決定する要素を挙げます。
・ ESL(留学生用英語クラス)の有無
・ 寮生徒数と全体の生徒数
・ 年間授業料
・ 留学生の全体に占める割合


次にボーディングスクール全般の傾向を述べます。
・ 寮生数の多い学校は入学難易度が高い(生徒数平均290人、寮生数平均約200人)
・ ESLがない学校は入学時に要求する英語力が高い
(IBTTOEFL60点以上:英検準一級程度)
・ 卒業生のSAT平均点数でおおよその進学実績が想定できる(全米SAT平均1500点強)
・ 留学生の全体に対する比率が35%を超える学校はできれば留学生の出身国も確認する
(アジアの国からの留学生数は要チェック)
・ 入学難易度の高い学校は寄付金総額も高い
・ 最難関校への入学はSSATのスコアが要求される



アメリカの主だったボーディングスクールはおおよそBoarding School Reviewにリストされています。そのうち学生数が最も少ないのはコネチカッ州にあるOxford Academyで寮学生数50人弱、最も寮生の数が多いのはPhilips Academy, Andoverで800人程度です。寮生200人くらいのボーディングスクールが一番多く、それをピークにして最小が48人、最大が799人です。例外はありますが、ボーディングスクールの傾向として寮生が多ければ多いほど入学難易度は高く寮生が少なるにつれて受け入れの条件はゆるくなると考えてよいでしょう。


英語の知識はある程度あるがいわゆる英語が話せない日本からの学生を受け入れるのは第2章、入学難易度と学校分類の項で説明したランキングのうち、3.5以下の学校です。これらの学校の多くにカリキュラムとしてESLがあります。ランク4の学校でESLサポートのあるところもありますが、日本での成績が良く、また事前の特訓でSLEPないしはTOEFLの点数を急激に上げ合格したとしても、英語が話せないとサポートを頼り学校生活を行うのは留学生にとりかなりの負担です。


英語圏一般の文化として、個人の価値判断が最優先されるということがあります。人はひと、自分は自分という考えがはっきりとしているわけです。日本ですと偏差値によって、選択できる中・高校が決まり、おおよそその枠内で進学先も決定します。アメリカでは成績がよい学生でも、小さな学校に親近感を感じて入学する学生もいますし、テンスクールズに合格しても、あえてランキング3.5の学校に決定したという生徒もいます。


以上が、私のボーディングスクール選択の基本です。私からは読者の皆さんが見えません。したがって、この基本から派生するアート、スポーツ、社会活動など、それぞれの留学希望者の特性を学校選定に反映させるために、個々のカウンセリングが必要となるわけです。


Boarding School ReviewにあるFind Schoolsのページは生徒数、授業料、寮生数、平均SATスコアなど多岐・多彩な情報検索が可能です。すべての学校データはボーディングスクールの平均と比較できるようになっているので、希望の学校の概要を知るには大変便利なサイトです。


親子で学校選定ができると良いですね。「留学したい」という熱い気持ちがあれば、必ず有益な情報がこのサイトから発見できると思います。





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