学校訪問の時期について2-ボーディングスクール(アメリカ編)2011-01-10

学校訪問は2回が理想的です。
前述のブログ(1月8日)ではその時期の特定をしていませんが、
8月末から9月初めの新学期入学時ないしは、合格通知がなされたのち、
4月に1日学校に滞在し、模擬的に学校生活を体験するのも
実は、ボーディングスクールでは伝統的に行なわれてきたことです。


学校を決めるための複数校への訪問と、決まってからの生活体験的な訪問とでは
当然ながら本人および親の視点も違いますし、会う人も入試担当者から
現場の先生へとバトンタッチされるわけです。


日本の子どもたちは英語圏の子どもと比較すると自己責任の観念が甘く、
身の回りの危機管理など日本で体験したことが無い場合が多いので、
ボーディングスクールライフではそのつけを払わされる場合が多々あります。


いくらボーディングスクールが24時間教育の場であっても、留学スタート時より
コミュニケーション能力が留学生に備わっているわけではありません。
本人の自己管理能力が必要とされ、それが異文化のなかでうまく発揮される
までには、それなりの時間が必要です。


寮生活において、当然先生やスタッフは寮生に勉強させるわけですが、
留学初期に寮でスムーズに勉強に打ち込めないのも留学生の顕著な問題点です。
その発信があったときに、本人をうまくリードしてあげることは、
親の重要な役割となります。


そのために、本人がどのような環境でなにを誰から教わり学習しているのか、
ルームメイトや寮母はどのような人物か、食事、ダイニングホール、そして
学校の周辺はどのようだったかなど、トラブルシュートをする人が知っていれば
大いにメリットがあると私は思います。


余談ですが、わが子の幼少期に病気や怪我などのトラブルがあったとき、
それが二人目であれば一人目とは違い、お母さんはより落ち着いて余裕を
もって対処できると思います。その理由は初めの子で経験した情報を
お母さんが忘れずにしっかり記憶していて、適宜引き出せるからです。
留学に関しても、お母さんが持つ情報量と経験が多ければ多いほど、
うまく余裕をもってわが子に対応できると私は思います。
本人が海外にいても、困ったときの発信はやはり一義的にはお母さんです。
そして、その内容は物理的なことよりも心情的なことが多いことは、
異文化という今までとは異質な環境での生活を考えてみれば、容易に
想像できると思います。その発信があった時の対応が問題であるわけです。
私の知る限りでは、No news is good news.という格言は英語圏だけではなく、
留学の場合にも当てはまると思います。余談を終わります。


学校訪問には費用もかかりますし、入学の「絶対条件」ではありません。
しかし、留学という教育への先行投資を確実なものとするために、
初期条件はできうる限り親子にとって有利な方向に向けることが、
長い将来を考えれば、価値のあることに私は思えます。

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