面接要領-ボーディングスクール留学(アメリカ編)2011-01-06

ボーディングスクールの面接は通常1対1で行われます。
複数の面接官に質問を受けることは極めてまれです。
面接はアドミッションオフィスという学生募集を
専門に行う部署の担当者が行います。
アメリカの場合、教科を担当する先生や校長、副校長、教頭先生が
面接官となることは極めてまれです。


面接で大切なこと、それは面接官の質問に淡々と答えること
すなわち英語技術ではありません。
「あなたの学校でぜひ学びたい」という心情を相手に伝えることです。
「どのように」という質問が聞こえてきます。
アピールの仕方は日本ではそれほど習っていませんね。そのポイントをあげます。


・英語力にとらわれずに自分の意見を自分が表現できる英語で伝える。
・本当に伝えたいこと(スポーツ、芸術、社会活動、趣味、興味などすべて)  
 を表現する練習を徹底する
・笑顔(スマイル)
・解らない質問ははっきりとわからないと言う
・相手に質問をする


自分の意見というのは、単純に志望の動機です。
「どうしてここで勉強したいのですか」という質問ですが、
この学校は少人数制で、カリキュラムが充実していて、先生方も優秀で、
寮生活も楽しそうでなどという紋切り型のコメントは必要ないのです。
面接のプロはあなたの英語力を1-2分程度の対話で見極めます。
面接のためによく暗記したとその努力は評価されるでしょうが、
20-30分程度の面接で面接官が知りたいことは
「この学生はしっかりやってくれるだろうか、出来るだろうかという」
ということです。彼らが恐れていること、それはミスマッチです。
すなわちお互いに、学校生活が始まってから「話が違う」と思うことです。


本当にこの学校で勉強したいのかという気持ちを表現することは
容易ではないでしょう。問題は英語で表現するのは無理という自分の壁を
どうしたら破れるかということにあると思います。


英語という言葉にこだわるからプレッシャーがのしかかり、頭が真っ白になり、
結局暗記したことの半分も言えないというのが現実です。
それを聞いた親も「あれだけ練習したのに、何やってんのよ」などと
感情的になるとお互いに残念で悲しい気持ちになってしまいます。


本当にボーディングスクールで勉強したいなら、知恵を使いましょう。
自分の持てるすべての力を使ってあなたを面接官にアピールしてください。
自己アピールのため空手の演舞、剣道のデモンストレーション、絵画作品持参、
スポーツなどの賞状持参など私はもちろん奨励しています。


面接官はあなたの英語力に関する情報はTOEFL、SLEP、そして成績証明書などから
おおよそわかっているのです。英語力だけが問題なら、アメリカ人はすべて合格です。
スポーツ、音楽、美術、ダンス、手品、特技など言葉以外で自分を
表現しうることを考えたほうが、楽しいですね。自分らしさに誇りがもてれば、
ボーディングスクールでの面接は学校、本人、家族とも納得できるものに
なると私は思います。


入学するためにはるばる海を越えて来たのです、「英語だけで評価されてたまるか」という気概で面接に望んでください。空手、拳法など披露して面接官から拍手を
もらい合格した学生はたくさんいるのです。面接官はそんなあなたを、
「この学生なら、勉強がうまく行かなくてもへこたれず、自分で這い上がれる。
それだけの気力と知恵のある学生だ。」と思うのです。
つづく

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