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♯5 ボーディングスクール留学-自己を追求する2019-12-10

先週火曜日のブログで私自身の留学体験から勉強時間の捉え方の違いを述べましたが、木曜日のブログではその続きといえる内容にはなっていませんでした。お詫び申し上げます。

改めて火曜日のブログの続きを述べさせていただきます。

なぜ、私が最初に入学したサンフランシスコにある小さな語学学校の先生は、(一日に)5時間勉強する必要はないと言ったのか、そしてその考え方がボーディングスクールの教育となぜ一致しているのか、3日、火曜日のブログでは、生徒の好奇心を刺激し自ら学ぶことに重きを置くボーディングスクール教育に対して、暗記教育がまだ主流の日本の中等教育がゆえに時間の使い方が違うということが私の言いたかったことでした。

さて、自身の留学の初期の状況で恐縮なのですが、5時間勉強する必要はないという先生の発言ともう一つ驚いたのは、私以外のヨーロッパと南米の生徒たちが驚く程英語が出来たことでした。
20ページほどの短編小説を40分くらいで読んで理解し、コメントできる彼らを目の当たりにして私は衝撃を受けました。20代なかばという年齢はみなおおよそ同じでした。オーラルコミュニケーションにおいてもそれほど、私と彼らの差は極端ではありませんでした。しかし、読解力となると将に月とすっぽんでした。
そのショックが私をして5時間勉強しなくてはと言わしめたのかもしれません。しかし、冷静に自分の2年間の留学生活を振り返ると、毎日コンスタントに5時間も集中して熱心に勉強するほど、私は勤勉ではりませんでした。もちろん、2年間の留学生活では、宿題を徹夜で仕上げたことや、熱心にニュース番組を理解しようと集中したことはあります。しかし、それでも毎日5時間というわけではありませんでした。
それでも結局、2年間、一度も帰国することもなく、楽しい思い出をたくさん日本に持ち帰るだけでなく、留学経験を活かせる仕事に39年間従事できたのは、留学が自分にとって、とても魅力的であったことに他なりません。
つづく

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