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日曜コラム-Maine Central Institute訪問2019-11-24

今年最後の学校訪問、その最後の学校はMaine Central Institute(MCI)でした
私立学校として1866年に創立されたこの学校は1909年にこの地域の
公立学区の生徒を受け入れることに同意して生徒数を増やして現在に至ります
今回訪問した学校のなかでは総生徒数が480名と一番多いのはそのためです
寮生のパーセントは20%とアメリカボーディングスクールの平均よりも
かなり下回りますが、留学生のお世話と支援は充実しています

この学校には現在3名の日本人留学生が学んでいます
アドミッションスタッフのマギー・レンさんの計らいで彼らと
食堂(ダイニングホール)で昼食を摂りながら
学校生活について聞くことが出来ました

留学期間が1年半を超える2名の留学生は生活英語には困ってはいません
食事の円形テーブルを囲んだなかには日本語を理解しないレンさんもいたので
コミュニケーションは英語と日本語が入り混じりましたが
留学生曰く、日本語を話す機会は稀であるため留学生同士で話すときは
英語混じりの日本語になるということです

3名の留学生に共通していたのは、それぞれの生徒が学校生活を
楽しんでいて、留学して良かったと笑顔で語ってくれたことです
コンサルタントとしては、とても喜ばしいメッセージを
彼らから聞くことができ嬉しくおもいます

この学校の入学難易度は高くはありません
現在のところ、TOEFLスコアの提出は必須ではなく
日本での成績がたとえ平均以下であっても、志願者の留学への意欲が
インタビューで示すことができれば受け入れられます

今までの日本人留学生の進学先を聞くと、Sophia Universityと
レンさんからの返事がありましたその他、Colby College
Keio Universityなどに進学した生徒がいたそうです
入学難易度が高くなくても、留学生の進学先は入学してからの
彼らの努力で決まることをこの学校は示しています

アドミッションスタッフ、レンさんの気の利いた計らいで
日本人留学生の率直な意見を聞くことができ
今回訪問した生徒そしてその生徒のお父さんもMCIの評価を
アップグレードしたように思います

アメリカ、東海岸のメイン州、バーモント州には
MCIのような私立でありながらその地域の生徒も受け入れ
なおかつ留学生の受け入れに積極的な学校がいくつかあります

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