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#2 オーストラリア、クイーンズランド州、学校訪問2019-10-31

<火曜日のブログに続きます>
前回に続きオーストラリア、クイーンズランド州、訪問校リストを示します。
(学校の名称、都市、学年、総生徒数、寮生数)
Peace Lutheran College(共学) ケアンズ、1~12、700名、80名
St Patrick's College(女子校)タウンズビル、7~12、320名、120名
Townsville Grammar School(共学)タウンズビル、1~12、1400名、120名
Whitsunday Anglican School(共学)マッカイ、1~12、700名、60名
Rockhampton Grammar School(共学)ロックハンプトン、1~12、1335名、314名
Rockhampton Girls’ Grammar School(女子校)ロックハンプトン、1~12、281名、88名

これらの学校、個性という点では、アメリカボーディングスクールと同様、際立っていました。Peace Lutheran College、St Patrick’s College、Whitsun-day Anglican Schoolはクリスチャンスクールですから、宗教倫理クラスがあります。また、いずれの学校にもチャペル(礼拝堂)があり、礼拝の時間もあります。
クイーンズランド州、4都市の学校を訪問して印象に残っているのは、いずれの街でもアメリカ東海岸の街と同じように、立派な教会、古風な教会、モダンな教会が至るところで目に付くことです。
オーストラリアもアメリカ同様、社会の根底にキリスト教の精神が根付いていると思います。その精神をもって創立された学校は、そこで学ぶ子どもたちに社会の倫理や人としての責任、義務、すべきことを教えていくことでしょう。
学校のアッセンブリー(全校生徒教師集会)に同席し、祈りや貢献、奉仕などの活動が紹介される時、それを感じます。
その他の3校はいずれもグラマーという名称が使われています。その起源はイギリス中世にあり、目的はラテン語を教えることだったそうですが、オーストラリアでのグラマースクールは進学校程度の意味ではないかと思います。これらの学校には、チャペルはなく、宗教倫理のクラスもありません。

さて、留学生の数が極めて少ない6校ですが、留学生のための英語クラスもそのインフラは整備されていません。そのクラスを持っている学校は、Rockham-pton Grammar Schoolのみでした。
つづく

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