ボーディングスクール-授業料・その他経費の支払い2019-10-01
先週のSAOのブログの続きをスキップして、新学期が始まり留学生たちの生活も安定期に向かうなかで、学校経費の支払いについて述べます。
契約書で規定されている授業料(Tuition)は、生徒が入学後に生じる空港への送迎費、スポーツ用品の購入、医療保険、購買部での買い物などを含みません。それらの支払いの時期ですが、アメリカの場合、請求された費用は、小切手で支払うことが社会一般の常識のため後払いになります。
日本では、小切手による支払いは一般的ではないため、その費用は振り込みになるわけですが、国際間の銀行振り込みは手数がかかるうえ、振込手数料も1回につき5000円以上かかりますので、その都度の支払いは合理的ではありません。従って、2000ドルから5000ドルほどの金額を学校に送金して本人の口座にプールしてもらうことになります。
しかしながら、アメリカ人は、お金を前もってプールするという習慣がないため、それを扱う経理担当者(ビジネスオフィススタッフ)もこちらからしっかりと指示をしないと、送金した金額は学校のなかで宙に浮いたままになってしまいます。
日本の常識であれば、銀行振り込みはいちいち、その旨を送金先に知らせなくても、おおよそ自動的に処理されるという認識があるように思います。ところが、アメリカでは、国際間の電信送金では、送金者のメッセージが正確に受取人につたわらないこともあるらしく、電信送金を一件ずつ経理係が確認しないということも珍しくはありません。
このような状況を防ぐために、多くのボーディングスクールが国際間の振り込みを第3者機関に委託し、その管理を徹底するようになってきていますが、そもそも2国間の支払いと「振り込み」に対する基本的な考え方が違うために、送金側が送ったお金が誰のために、どうしてほしいのかをビジネスオフィスに知らせることを必ず実行するようにすることをお勧めします。
契約書で規定されている授業料(Tuition)は、生徒が入学後に生じる空港への送迎費、スポーツ用品の購入、医療保険、購買部での買い物などを含みません。それらの支払いの時期ですが、アメリカの場合、請求された費用は、小切手で支払うことが社会一般の常識のため後払いになります。
日本では、小切手による支払いは一般的ではないため、その費用は振り込みになるわけですが、国際間の銀行振り込みは手数がかかるうえ、振込手数料も1回につき5000円以上かかりますので、その都度の支払いは合理的ではありません。従って、2000ドルから5000ドルほどの金額を学校に送金して本人の口座にプールしてもらうことになります。
しかしながら、アメリカ人は、お金を前もってプールするという習慣がないため、それを扱う経理担当者(ビジネスオフィススタッフ)もこちらからしっかりと指示をしないと、送金した金額は学校のなかで宙に浮いたままになってしまいます。
日本の常識であれば、銀行振り込みはいちいち、その旨を送金先に知らせなくても、おおよそ自動的に処理されるという認識があるように思います。ところが、アメリカでは、国際間の電信送金では、送金者のメッセージが正確に受取人につたわらないこともあるらしく、電信送金を一件ずつ経理係が確認しないということも珍しくはありません。
このような状況を防ぐために、多くのボーディングスクールが国際間の振り込みを第3者機関に委託し、その管理を徹底するようになってきていますが、そもそも2国間の支払いと「振り込み」に対する基本的な考え方が違うために、送金側が送ったお金が誰のために、どうしてほしいのかをビジネスオフィスに知らせることを必ず実行するようにすることをお勧めします。
<<ボーディングスクール-学校生活のなかでの電子化 | ホーム | 日曜コラム 学校訪問という旅-良いところの発見>>
コメント
コメントの投稿
トラックバック
| ホーム |