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ボーディングスクール-SAOについて2019-09-26

前回のブログで、ジュニアボーディングスクール、Rumsey Hall Schoolへの出願がSAOのみで、従来のTABSの共通願書(Common application)は使えないことについて少し触れました。高校としてのボーディングスクールに比べると、圧倒的に学校数の少ないジュニアボーディングスクールですが、Rumsey Hall Schoolがオンラインによる出願に踏み切ったことは、中学校レベルでの留学生出願者の英語力が向上したことを示していると思います。

SAOを完成するためにまずMy profileという出願者本人の情報を完成します。13歳以下の生徒の場合、この項目のうち、School Information、Parent or Guardian Information、Address & Status、Siblingsという項目への入力ができません。おそらく、出願者の年齢が低いので、このような情報は割愛されているのではないかと思います。

次に、Interest and Achievements、そしてMultimedia Linksという項目を完成しますが、自己の趣味、興味、特技などを指示に従って入力していきます。学業以外で自分が取り組んできたものごとをリスト化することが、ボーディングスクールの受験においては、重要な情報となりますが、日本の受験においては、この項目は無きに等しいと思います。
スポーツ、音楽、芸術、社会活動などで、顕著な実績がなくても、臆することなくこの項目をできるだけ多岐の分野にわたって入力することをお勧めします。インタビューの時に必ず問われる学業以外の趣味、興味をSAO入力の段階から考えておくことで、make a differenceという自分の個性を主張することを身につけましょう。なぜならば、自分の好きなことを追求することは、ボーディングスクールの教育の根幹をなすものだからです。
つづく

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