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ジュニアボーディングスクール訪問-♯12019-09-19

今週は、アメリカ東海岸地方のジュニアボーディングスクールを訪問しています。訪問校は以下の通りです。括弧内情報、2校目から項目は省略しました。

Cardigan Mountain School(州NH、男子校、総生徒数:225名、寮生:87%)
Eaglebrook School(MA、男子校、256名、75%)
Indian Mountain School(CT、共学、250名、42%)
Rectory School(CT、共学、250名、56%)
Rumsey Hall School(CT、共学、335名、41%)
Fessenden School(MA、男子校、511名、20%)

上記のジュニアボーディングスクールに加えて、高校としてのボーディングスクール、Phillips Exeter Academy、Deerfield Academy、Suffield Academyを訪問します。

学校訪問の本題に入る前に、とてもユニークなエピソードをご紹介します。

Exeter Academyを訪問したのは、ジュニアボーディングスクールでこれから学ぶ生徒に進学先を紹介することで、「こんな学校で学びたい」という動機付けをするためです。一般的に、中学留学生本人よりも親のほうが高校訪問に感動します。ボーディングスクール留学は家族全員で考えるというのが、私の方針ですので、この訪問形式は継続したいと思っています。

さて、Exeter訪問のおり、通りかかったアジア系の生徒が、私たちに向かってHappy Birthday!と叫びました。その時に、私の横にいた生徒のお父さんは、Exeterの生徒と目が合ったと言うのです。
Happy Birthday! と言うのは、ボーディングスクールの伝統ともいえる風習で、施設見学案内役に抜擢された生徒に対して、その栄誉を讃えるものです。誕生日とは関係ありません。

どうして、それが今回同行した生徒のお父さんに発せられたのか、
答えは明確ですね。

それを説明すると、お父さんは一瞬の戸惑いの後、極めてポジティブなご意見を述べられました。生徒と勘違いされたわけですから、その年齢は最高でも18歳ということになります。ふたまわりくらい若く見られたことは、嬉しいことと受け入れられるそのお父さんの人間的寛大さ、素直さに私はハッツオフです。

今の時期、アメリカ東海岸地方は、一年間のうちでも最も美しい季節です。秋の日差しを浴びて、新学期が始まる中、ボーディングスクール訪問の季節が到来します。
(日曜コラムにつづく)

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