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日曜コラム テニスクラブオブ東京2019-09-01

皇居の真隣、緑に囲まれた日比谷公園にある
テニスコートを根拠地とするテニスクラブに入会しました
入会のお世話をしていただいたのは、60年代にボーディングスクールを
卒業され、現在に至るまでボランティアとして母校の日本での活動を
サポートされている方でした。

その方とは、20年以上にわたり
ボーディングスクールフェアーなどで顔を合わせていたのですが
今回、テニスが縁となり、東京でも有数と思われる
交通至便かつ都心のセンターで緑に囲まれた素晴らしい環境で
テニスができることになりました

20代前半の留学時代からテニスはやっているものの
日本でいわゆる社会人テニスクラブに入るのは初めてですが、
今回所属したテニスクラブの綿密ともいえるテニスコート予約力
そして会員各位が公平になるべく多くかつ公平にプレーできる
ためのオーガナイズ力には驚かされるばかりです。

上手下手はさておき、自己のテニス歴は40年を超えますが
アメリカでテニスを本格的に始めたせいか、テニスといえばシングルスでした
今回のクラブでは、シングルスはありません
週に1回、4時間のプレー時間を2回に分けて参加者をあらかじめ
確定し、それらの人が満遍なく公平にプレーできるように
そのやり繰りが最初から決められています

都心の一等地にあるパブリックのテニスコート
ですから毎週、決まった時間に定期的に予約するのは簡単ではありません
しかしながらそのクラブでは予約担当者が決まっていて、彼らはボランティアで
しっかりとクラブメンバーのため、毎週の予約取りをこなしているようです

アメリカのパブリックテニスコートでは、考えられない緻密さです

また、ボランティアでクラブのため、予約取りという役割をこなす人が
複数人いて、彼らもチームワークをもってその任を全うするということは
おそらくアメリカでは考えられないことではないかと思います

私はこのクラブでは若手だそうです
ということは、このクラブの先輩諸氏はいわば日本の高度成長を支えた
団塊の世代の働き手であり、もしかすると、組織のために自分を犠牲にすることが
美徳という労働文化を生き抜いた方たちなのかもしれません

そのような皆さんとテニス、それもダブルスを
一緒にできるということはなんと光栄なことでしょう。

新たな発見が必ずあると自己のワクワク心を刺激させられる心境です

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