日曜コラム 変わりゆく銀行 その静寂2019-05-26
二三年ぶりに銀行の窓口に行きました
日常のお金の移動はATM、国際間の電信送金は
ビル内にある郵便局で済ませていたので、銀行の窓口を
利用することが久しくありませんでした
とても静かになったというのが第一印象です
静かな銀行は、アメリカのほうが早かったように思います
学校訪問の旅で、アメリカの銀行に立ち寄る機会が何度かありましたが
都市の銀行ではなくショッピングモールやセンターの片隅にある銀行は
どこもシーンと静まり返っていて、訪問者もあまり見かけませんでした
もちろん、順番待ちのチャイムが鳴ることも
銀行員がお客様を呼び出すといったコミュニケーションなど
アメリカ、東海岸のボーディングスクールのある田舎の地域では
見たこともありません
それと似たような銀行の雰囲気を東京の真ん中、神田にある大手銀行で感じました
アメリカの地方にある小さな銀行の支店と違って
順番を待つ人がばらばらといますが静かです
また、窓口の向こう側の銀行員の働くスペースは、受付だけを残して
完全に壁で仕切られ、少し前までの銀行員が行き交う姿は
こちらからは全く見えません
外国送金は、二階のフロアになっていましたが
そこにエレベーターで行くと、静寂はさらに深くなり
客と銀行員が接する窓口もアメリカ並みにゆったりとそして
綺麗に片づけられていて、ひと昔前の書類の煩雑さなどは全くありません
銀行だけではなく、雑誌社、新聞社、そしてマスコミ関連の会社からも
書類の山はどんどん消えて、一つの画面に集約されつつあることは
日常のいろいろな場面で遭遇するように思います
ITの発達で人と人との関りが、大きく変わりつつあると実感しました
「昔はよかった」などと嘯いても、シーンとした空間では、
共感も批判もありません
現代の静寂に芭蕉の俳句を思い出し、風流をより身近に感じられる
想像を巡らし、枯野に花を咲かせるのもまた
個の静寂の捉え方にあるように思いました
日常のお金の移動はATM、国際間の電信送金は
ビル内にある郵便局で済ませていたので、銀行の窓口を
利用することが久しくありませんでした
とても静かになったというのが第一印象です
静かな銀行は、アメリカのほうが早かったように思います
学校訪問の旅で、アメリカの銀行に立ち寄る機会が何度かありましたが
都市の銀行ではなくショッピングモールやセンターの片隅にある銀行は
どこもシーンと静まり返っていて、訪問者もあまり見かけませんでした
もちろん、順番待ちのチャイムが鳴ることも
銀行員がお客様を呼び出すといったコミュニケーションなど
アメリカ、東海岸のボーディングスクールのある田舎の地域では
見たこともありません
それと似たような銀行の雰囲気を東京の真ん中、神田にある大手銀行で感じました
アメリカの地方にある小さな銀行の支店と違って
順番を待つ人がばらばらといますが静かです
また、窓口の向こう側の銀行員の働くスペースは、受付だけを残して
完全に壁で仕切られ、少し前までの銀行員が行き交う姿は
こちらからは全く見えません
外国送金は、二階のフロアになっていましたが
そこにエレベーターで行くと、静寂はさらに深くなり
客と銀行員が接する窓口もアメリカ並みにゆったりとそして
綺麗に片づけられていて、ひと昔前の書類の煩雑さなどは全くありません
銀行だけではなく、雑誌社、新聞社、そしてマスコミ関連の会社からも
書類の山はどんどん消えて、一つの画面に集約されつつあることは
日常のいろいろな場面で遭遇するように思います
ITの発達で人と人との関りが、大きく変わりつつあると実感しました
「昔はよかった」などと嘯いても、シーンとした空間では、
共感も批判もありません
現代の静寂に芭蕉の俳句を思い出し、風流をより身近に感じられる
想像を巡らし、枯野に花を咲かせるのもまた
個の静寂の捉え方にあるように思いました
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