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日曜コラム 続おかしな翻訳2018-09-30

2週間前の日曜コラムでおかしな翻訳と題し、ボーディングスクールのウェブが
Googleブラウザを使うと、自動的に日本語に
訳されてしまうことについて述べました。
私の主張は、「自動」に対する批判であり、翻訳を選ぶかどうかは、
サイトを閲覧する人の選択を尊重して欲しいということでした。

自動翻訳をする側の人たちは、当然のことながら、「選択」について
検討したと思います。しかしながら、現在のところ、
閲覧者の選択の自由は、尊重されていません。
それでも、この機能が継続される背景には、何があるかと考えます。

おそらく、自動翻訳を調法する人が圧倒的に多いのでしょう。
Admissionが入場と訳され、Boardingが搭乗であっても、
読む側にメリットがあることが認められるから継続されていると思います。
確認はしていませんが、この機能、多くの言語に採用されているでしょう。
世界から生徒募集をする英語圏のボーディングスクールにとっては、
調法な機能であると思います。

世界を旅するアドミッションスタッフにとっては、
各国語に訳された紙媒体を持参する代わりに、
ノートブックパソコン一つあれば事足ります。
英語でのコミュニケーションが完全でなくても、主要国の言語で
相手に学校のおおよそのことは伝えることができます。

それにしても、やはり便利さを追求するあまり、
受け手側の努力がどんどん減少していくことに、私は一抹の不安を覚えます。

ボーディングスクールの教育は、便利さを必ずしも良しとしていません。
たとえば、少人数クラス、ディスカッション、実験、実習の多用など
日本の学級では、考えられないような手間をかける教育が行われています。

さて、そのボーディングスクールの日常で、パソコンは必須です。
多くの学校が生徒にIpadやノートパソコンを支給しています。
それらの機械でGoogle翻訳を、ボーディングスクールの先生たちは
どう考えるのでしょうか。
次回、学校訪問をした時に、アドミッションスタッフに
質問してみたいと思いますが、おそらく、
「それは、生徒各自の選択の自由」と言うと思います。

これからの時代、情報の選択という概念はいよいよ重要になると思います。

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