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ジュニアボーディングスクールの卒業式2018-06-13

コネチカット州にあるジュニアボーディングスクール、Rectory Schoolの卒業式に参加しました。2時間余り、メーンホストは校長先生のFred Williamsさんが務めたのですが、彼はその間、とにかく途切れることなく話し続けました。

彼の話の内容は、卒業生への送る言葉ではありません。そのようなスピーチは時間にすれば5分ほどで終わり、その後、卒業生の表彰が始まりました。成績優秀者だけではありません。寮生活、スポーツ、芸術、音楽、学校活動で賞賛すべき結果を残した生徒はもちろんのこと、学校生活、寮生活においても良いことをした生徒などその項目は10以上にわたり、表彰された一人一人の生徒について、受賞の理由が1分以上の時間を使って校長自らが、説明をするのです。
それぞれの受賞者のカップやトロフィーは持ち回りで、おそらく受賞者の記録が残されるのでしょう。それぞれの生徒には、個別に学校から記念品が渡されました。

その後に、一人ひとりの卒業生の名前が読み上げられ、卒業証書の授与となると思われたのですが、なんと校長は、卒業生60名あまりの各自につき入学から、終了までの学校生活を述べ始めたのです。そのストーリーは生徒ひとり一人で当然違います。時には聴衆を笑わせ、時にしんみりとさせる、将に卒業生たちの学校劇場が語られたわけです。最後に彼らの進路をはっきりと告げ、それぞれの学校で彼らの特性や個性が活かせるようなメッセージを伝えて終わるのです。2時間の卒業式の半分以上がそのスピーチに使われました。

来賓の祝辞は、全体を通して10分もありませんでした。

この学校のディレクターオブアドミッションのジョン・シーワードさんに校長先生の活力と気力、そして生徒に対する愛情あふれる1時間以上にわたるスピーチを賞賛すると、彼は、「すべてのジュニアボーディングスクールが同じような卒業式を行うわけではないが、フレッド(校長)は、生徒と向き合うことには、積極的だよ」と言いました。

とても印象に残るジュニアボーディングスクールの卒業式に出席できて光栄でした。
式が解散した後、卒業生、先生、参加者が屋外で歓談し、ダイニングホールとその周辺に設置された屋外テーブルで昼食がふるまわれ、生徒たちは三々五々学校を後にしました。

多くの卒業生たちは、先生と別れる時に、次回、学校に戻ってくる時期を話しているところがとても印象に残っています。


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