マグナスヘルス(Magnus Health)について2018-05-28

マグナスヘルスとはアメリのボーディングスクールのほとんどが採用している生徒の健康管理システムです。このシステムは、それぞれの生徒のウェブ上のアカウントに付随しています。

日本の学校の生徒の健康管理は年に一度の定期的な健康診断ですが、アメリカの場合、1年に一度の健康診断に加えて入学時にかなりの健康関連の質問肢に答えることになります。質問事項を分類してみると、保険情報(留学生の場合は、学校が指定する医療保険に加入することになります)、アレルギー関連、家族の健康状態と親の病歴、自分の既往症と病歴、予防接種記録、現在服用している薬がある場合はその詳細、脳震盪(concussion:男子の場合ですが、脳震盪に関する質問が独立してマグナスヘルスに組み込まれることが多くなりました)など、その質問の総数は100を超えるのではないかと思います。また、学校や学校が指定する医療機関への緊急時の個人情報の公開許可や親に代わって、生徒の治療判断の同意もこのシステムには含まれています。

マグナスヘルスという健康管理システムがそれまでの紙ベースの情報に取って代わったのは6-7年前のことですが、現在ではTABS系のボーディングスクールはほぼすべての学校でこのシステムが使われるようになりました。

入学初年度は、マグナスヘルスの質問の多さとその専門用語の理解、そして操作方法を学ぶまでに2-3時間を費やすことになりますが、2年目からの更新情報の入力はそれほど多くはありません。質問や疑問が生じた場合は、アドミッションスタッフにその旨の質問をすると答えてくれます。

このシステムの開発された当初は、留学生に対する保険情報が整備されていなかったり、ホームドクター情報などの習慣が日本と違うために、質問事項すべてに答えることができなかったりもしましたが、今ではそのような問題も解決されています。

毎年行われる健康診断については、このシステムから用紙をダウンロードして、それを医師に記入してもらい、アップロードするという作業をします。予防接種の記録についても同様の作業をします。

マグナスヘルスは、現在のところアメリカボーディングスクールのみで、隣国のカナダのボーディングスクールではこのシステムは使われていないようです。もちろん、ヨーロッパや他の英語圏にもこの健康管理システムはありません。

近い将来、マグナスヘルスがアメリカ以外の国のボーディングスクールで採用される可能性は大きいと思います。

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