留学生グループ ― その多様性2018-05-11

ボーディングスクールには多くの国から生徒が集まります。アメリカの場合、留学生の出身国は少ないところで10か国くらい、多いところで25か国くらいです。中国からの留学生が圧倒的に多く、続いて韓国、台湾、タイ、インドなどのアジアの国が続きます。これらの国々からの生徒は、おおよそが卒業を目的として留学します。

メキシコ、ブラジルなど南アメリカからの留学生は、カソリック系のボーディングスクールに多く、一年間で帰国する生徒のほうが卒業を目的とした留学生よりも多いようです。

ヨーロッパからの留学生のうち、10年間で飛躍的に増えたのがロシアです。また、カザフスタン、アゼルバイジャンといった東ヨーロッパからの留学生もロシアからの留学生と同じく、過去10年間に大きく伸びました。
数は多くありませんが、フランス、ドイツ、ポーランド、ノルウェーといった西ヨーロッパの国々からの留学生も散見されます。

そしてアフリカ大陸からも留学生はやって来ます。

ボーディングスクールの留学生比率は、理想的には10パーセントくらいでしょうが、現実的にはテンスクールズで10パーセント台、ランク4のボーディングスクールで10パーセントの後半、ランク3では、20パーセントから30パーセントほどです。30パーセントを超えるところでは、留学生の国を確認する必要があると思います。
今のところ、留学生比率が多い学校は、おおよそ中国からの留学生が多いのですが、スイスのボーディングスクールでは、留学生のメジャーはおおよそロシアという傾向があります。

余談になりますが、スイスのボーディングスクールでアメリカンという名前があるのは、TASIS(The American School in Switzerland)とLeysin American Schoolですが、80年代まではアメリカ人比率が50パーセントを超えていましたが、現在はロシアからの留学生がアメリカからの留学生比率に取って代わっているようです。余談を終わります。

アメリカのボーディングスクールは、多様な国籍の生徒を受け入れることにより成り立っていると思います。そこで学ぶ生徒たちは、本人が望めば、多様な文化や価値観と接することができます。更には、10代にして、それらの国へ行ってみるという機会にも恵まれるでしょう。

その多様性が、ボーディングスクールの教育を一層魅力的なものにしていると思います。

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)