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日曜コラム 食文化と教育2018-04-22

日本の食文化は世界有数ではないかと思います。
アメリカのそれと比較すると、その多様性、清潔さ、ホスピタリティ、
正確さ、そしてもちろん美味しさなど、
圧倒的に日本が優れていると確信します。
そして、「食」という分野においては、日本に生まれたことに感謝します。

アメリカのそれはなぜ「教育」のようには、
進歩、発展しなかったのだろうかと考えてみました。
また、日本においては、「食」は斬新なアイディアや手法が
絶え間なく取り入れられて、世界に新出する気構えがあるのに、
教育に関しては、世界に出るどころか、国内でがっちりと固定され、
多様性も応用力も感じられません。

朝の電車で高校生たち、
教科書や参考書をじっと見つめて、暗記に集中している光景は、
おそらく明治時代から変わっていないのではないでしょうか。
一方で、食に関しては、スシやテリヤキなどが、戦後日本から
海外に進出しただけでなく、国内でもより安く、より良いものという
ことから、回転寿司が生まれ、それもどんどん進化しているように思います。
考え方や発想において、恒に追求していないと取り残されてしまう
というのが日本の食文化を支えているのかもしれません。

アメリカに行って驚くのは、一流と言われているホテルに
レストランが一軒しかないことから始まり、
やたらと食事が油にまみれていること、
味付けが大雑把で甘い、辛い、しょっぱいなどに品格がないこと、
そして、給仕のサービスがとてもいい加減でたいていの日本人であれば、
腹立たしいほど、気遣いがないことなど、批判すればきりがありません。

日本の食文化、その多様性の背景には、異文化を率先して受け入れ、
それを日本に馴染むように上手に手を
加えていこうという精神が感じられます。
その精神の柔軟性を持ってすれば、教育も発展するように思います。
知識を増やすことに捕らわれることなく、子どもたちの豊かな発想や興味を
伸ばすために、異文化の教育の良いところを吸収して、
日本式に発展させることで、これからの世界のなかの日本が見えます。
また、見えなければ、子どもたちの未来はどうなってしまうのか、
そんな不安を抱えている大人たちは少なくないと思います。

人は食べなければ生きていけません。
同様に教育を受けなければ、先が見えないのですから、
その根本的な発展のために、より多くの時間と費用が費やされても
いいと思います。


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