FC2ブログ

Hampshire College、アメリカ、マサチューセッツ州訪問2018-04-06

Hampshire Collegeはマサチューセッツ州、アムハーストにあります。創立年が1965年と大変若い理由は、この学校がAmherst College, Smith College, Mount Holyoke College, University of Massachusetts Amherstというリベラルアーツと公立の名門校によって、理想的な大学を建学することを目標に作られた学校だからです。

この学校の基本情報です。
私立リベラルアーツ大学
総生徒数:1321人
年間費用(授業料、寮費、食費概算)$67000
創立年:1965年
合格目安となるTOEFL点数:80

上記の4校が自らの学校に満足せず、リベラルアーツの理想とした課題を挙げると、下記が挙げられます。

curiosity and motivation
broad, multidisciplinary learning
close mentoring relationships with teachers

学生の好奇心、やる気を中心に学ぶことを組み立てる、広範囲で総合的な学習、学生と教師の単なる学習を超えた関係など、果たしてHampshire Collegeでは、達成されているのでしょうか。

この学校を訪問して感じるのは、新設校的な発展途上ともいえる学校施設と設備です。アメリカ、ニューイングランド地方といえば、アメリカ創立の源であり、石造り、レンガ造りの古い建物をしっかりリフォームして残し、なおかつ時代の先端をいくような近代的建物との調和が広大なキャンパスに展開するのが普通ですが、この学校は、そのような古さはありません。

すべてが新しく、合理的に設計されていて、そこで学ぶ学生のためにあるといった印象です。
学内のバス停には、他の大学でクラスを履修している学生のために15分~20分おきにバスが出ます。

そもそも古い歴史と名声を誇る4校がなぜこのような教育的実験ともいえる試みをしたのかは、大いに興味があることころです。
徹底して学生を主人公にして考え、あらゆる学びの機会を検証し、社会にでるための準備をするという考え方は、今やグローバルな視点として、教育の在り方の一筋を示しているとも言えます。

しかしながら、その発想はアメリカ独自のものではないかと思います。日本であれば、理想的な教育は、各学校で追求するのであって、歴史ある人気大学が集まって、新たな教育のために実験的大学を作ってしまうなどありえないことではないでしょうか。

この学校、すべての学生が寮生活をしています。学校のロケーションからして、アパートや下宿といった住居は、あまり意味がありません。

チャレンジ精神の旺盛な学生は、この学校を起点として、4大学の専門性や質の高い授業を上手に利用して、大学生活を楽しく送ることができるかもしれません。もっとも大切なのは、学生自身が自ら生み出すやる気と自分の好きな分野へのあくことなき好奇心と思います。

コメント

コメントの投稿

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)