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#3 長野にあるボーディングスクール-ISAK2017-08-10

<昨日のブログに続きます>
ISAKの現在の総生徒数は、高校1年から3年までの3学年で170名あまりだそうです。アメリカのランク5のボーディングスクール(テンスクールズ)およびランク4のESLのないボーディングスクールの総生徒数(平均すると450名程度)と比較するとかなり少ない数です。
この学校は、設立から3年の新設校です。総生徒数をどの程度まで増やすのかを確認すると最大で220名だそうです。アメリカのボーディングスクールが吸収、合併などでその規模を大きくしていくのに比べると、とても控えめな学校の将来像と言えます。
その学校規模で在校生の国籍は37か国におよび、来年には57か国になる予定だそうです。この生徒の多様性は、日本にある学校のみならず、世界のボーディングスクール、インターナショナルスクールでも類をみないものです。

この学校は、個人あるいは、組織によって作られたのではなく、発起人の人たちが、学校創立の理念とその構想を掲げて、それに賛同してくれる人、組織、団体などからの寄付によって作られたそうです。
敷地面積やボーディングスクールとしての私設や設備は、アメリカ、イギリスの伝統的なボーディングスクールと比べると、大人と幼稚園児ほどの差があると思いますが、先日のブログでも述べましたが、そこに集う生徒、そして学校を支えている先生たち、マネジメントスタッフの学校に対する専心と愛情は、いずれのボーディングスクールと比較してもひけをとるものでありません。

この学校の特筆すべきことは、学校での生活規則は生徒が自主的に自分たちで作っていくというところにあると思います。生徒たちに学校運営の大きな部分に参加させています。
学校規則を公開しているボーディングスクールはたくさんありますし、その方面の専門家に依頼すれば、短期間で生徒管理の基本は作ることができます。
それを生徒の自治に任せるとなると、それだけで途方もない時間がかかることは明白です。それでもこの方針を維持しているところに、ISAKスタッフの学校運営の意識の高さと生徒の自立精神の尊重をうかがい知ることができます。

日本の日本人による世界のための学校として、私はISAKを誇りに思いますし、これからの成長に期待しています。


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