「挑戦のあり方」について - ボーディングスクール2017-04-18

留学生たちから、先生方の去就についてよく聞きます。
多くの先生が学校を去っていくというのですが、ボーディングスクールの
アドミッションスタッフについても、一つの学校に3年から5年くらいで
転職していきます。
中には、30年以上、40年以上、同じ学校にいる先生や職員もいますが、
彼らがとても珍しいがゆえに、話題になるのではないかと思います。

日本からの留学生が先生のたちの去就に驚くのは、日本の学校では、
そのような現実があまり無いからにほかなりません。
アメリカ、そしておそらく英語圏全般に言えると思いますが、
終身雇用という概念は彼らにはないと思います。

一つの職場である程度の経験と実績を積めば、
それを最大限に評価してくれる新たな組織を求めるというのが、
彼らの仕事観にあるのではないかと思います。

新しい場所、あるいは新しいことへの挑戦を好むということは、
ボーあディングスクールにおいても良く見られることです。
たとえば、スポーツは年に3回のシーズン制になっています。
日本でのスポーツ活動は、必須として体育を除けば、
スポーツクラブは、年に3回変わることはありません。
また、それが中学、高校と一貫して続くことが一般的です。

芸術活動、音楽活動がスポーツ活動に混ぜ合わさることは、
ボーディングスクールでは珍しくありませんが、日本の学校においては、
そこまで多彩な趣味や嗜好を持つことは、一般的ではないと思います。

チャレンジを重ねていくということが、ボーディングスクールにおいては、
文化になっているのかもしれません。
「私はこのようにチャレンジをしてきた」という先生方の実体験が、
おのずと生徒に伝わり、生徒も新しいこと、未知へのことに対する
チャレンジを怖がらずに、面倒と思うことなく、自分の生き方に
組み入れていくのかもしれません。

これからの社会を考えてみれば、年功序列や終身雇用という日本を
支えてきた雇用システムは、これから復活するとは思えません。
そして、企業への社員の定着率も減っているのではないかと思います。
そのような現実を考えれば、チャレンジすることに親しみを感じ、
慣れることは、これからを生き抜くうえで大切にしたい考えではないでしょうか。

ボーディングスクールの職員の人たちの去就を見ていると、
彼らのチャレンジ精神から学ぶことがたくさんあると思います。

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