#4 自力で学校を訪問するために2018-04-21

<昨日のブログに続きます>
航空券の予約、現地での地上交通と自力手配のプロセスを進めてきました。もう一つの要素は宿泊です。「ホテル予約」というキーワードで検索をすれば、日常で良く聞くサイトがいくつも出てきます。

アメリカに関して個人的な経験でいえば、ヒルトン、シェラトン、マリオットという上級クラスのホテル群があり、次に日本でいうところの一般ビジネスホテル、たとえばホリデーイン、ハンプトンイン、デイズイン、レッドルーフなどが続くようです。

ヒルトン、シェラトン、マリオットという名のついたホテルは、おおよそホテルにレストランが併設されていて、夕食をとることができます。マリオットはオーソドックスなレストランではなく、スターバックスと組んで、カジュアルでファーストフードメニューの食事を提供するようになっています。
その次のランクのホテルには、おおよそ夕食を食べられるレストランは、ホテルに併設されていません。多くの場合、ホテル近くにファミリーレストランがあり、そこで極めてアメリカンな食事をすることができます。これらのホテルでは、朝食はビュッフェ形式で宿泊客に無料で提供されます。
朝食のメニューは、スクランブルエッグ、じゃが芋のフライ、ゆでたものなど、ソーセージやベーコン、フルーツ、ヨーグルト、シリアル、ワッフル、牛乳、コーヒー、ジュース各種です。

大きな空港には、おおよそ上級クラスのホテルが歩いて行ける距離にありますが、日本に比べると費用が3-4割高額のように思います。

アメリカは日本やヨーロッパと違って、食文化がお粗末のように思います。無料で提供される朝食も個人的には、1週間程度が限度で、朝から油っ気の多いじゃが芋などは、日を重ねるごとに、食べられなくなります。フルーツも味は期待できなく、食事というよりも栄養の摂取という感覚に近いのではないかと思います。

余談ですが、上記の上級のホテルと、次のランクのホテルでは、明らかに宿泊客の服装、立ち居振る舞いが違うように思います。

ホテルの予約は、旅行社に依頼すれば、日本支払いでできますが、ヒルトン、シェラトン、マリオットは会員登録をして、ウェブないしは、日本で電話予約をすると、宿泊頻度数により部屋のアップグレードやネット使用無料などの特典が受けられます。

ネットが普及した今、手配は自分で行うことでメリットが加算されるようになってきました。他人にやってもらうと、特典メリットは受けることができません。
つづく

#3 自力で学校を訪問するために2018-04-20

<昨日のブログに続きます>
レンタカーを借りる時は、GPS(カーナビ)も一緒につけますが、最近のGPSは音声案内の言語を日本語にすることが可能です。距離の表示もマイルとメートルが選べるようになりました。
アメリカは、借りた場所と違うところに返す際の制限はありませんが、ニュージーランドでは、3日以上借りないと違った場所では返せないので注意が必要です。

レンタカーでなく車で長距離移動をするには、専用のリムジンサービス会社を利用します。都市名とリムジンサービスで検索すれば、複数の会社がヒットします。予約は電話ないしはネットで行えます。ボストンやニューヨークには、日本人によるリムジンサービス会社もあります。
訪問先のボーディングスクール、アドミッションスタッフにリムジン会社の紹介を依頼すれば、2-3の会社を挙げてくれるでしょう。彼らも学校の車やドライバーが不足するときは、リムジン会社に生徒の送迎を依頼することがあるのです。但し、日本のハイヤーとは違い、個人がリムジンサービスをしていることも多く、遅刻なども普通に起こりますので、ドライバーの携帯電話は必ず控えておくと安心です。

ホテルから学校までが20マイル(32キロ)程度であれば、ホテルでタクシーを呼んでもらうことも可能です。そのような場合は、当日フロントにお願いするのではなく、前日にタクシーの予約をしておきます。それでも、そのメッセージが伝わっていない場合もあるので、チェックイン時、前日の夜と予約状況をしつこくフロントに確認することをお勧めします。

ボーディングスクールのアドミッションは、海外からの訪問者には慣れているので、各校のアドミッションオフィスの受付係は、こちらから依頼すれば、おおよそ積極的に協力をしてくれます。出迎え予定のリムジンサービスに電話をして、出迎え時間の再確認をすることは、彼らが得意とする手配の範疇ですから、遠慮せずに申し出ることをお勧めします。
大切なのは、彼らのサービスに対して、満面の笑みでThank you so much for your assistance(help)と表現することです。
余談ですが、日本的「すみません」は、I’m sorryではありません。また、彼らにはお辞儀の習慣もないので、背筋を伸ばして(そり気味でもかまいません)、笑顔を作り、Thank youということで、英語圏のお礼の表現を学べると思います。
つづく

#2 自力で学校を訪問するために2018-04-19

我が子が中学時代に留学し、3年間ですべて自力で手続きをして、留学中の本人の学校に行き、現地で休みの期間を過ごせるようになったお母さんは、自ら率先して英語の勉強を始めたそうです。
現地に着いて、留学中の我が子と合流すれば、英語で困ることはありませんが、それまでは、英語を聞き、話すことが必要です。いわゆる日常会話ですが、それをマスターするためにそれほど多くの時間と努力が必要なわけではないと思います。大切なのは、相手に自分を伝えるという明確な意志力です。また、相手の言うことを理解することも、毎回、同じパターンの繰り返しですから学習することが可能です。
我が子に会いに行くこと、そのためのノウハウを学ぶことを楽しむことができれば、必ず新たな世界が見えてくると思います。いくつになっても勉強はおそくありませんとは、そのお母さんの弁です。

昨日のブログに続いて、自分ですべての渡航手配を行うための2回目です。フライトの予約が終えたら、最寄りの空港から学校までの交通手段を確保します。レンタカーを借りるのが一番便利です。
レンタカー会社のHERTZを例にとって、予約手続きを説明します。予約は、ネットを通じてあるいは、日本の代理店に電話で行います。HERTZは世界に展開している会社ですから、英語圏の国であれば、地方の小さな空港でないかぎりレンタルが可能です。その手続きをネットで円滑に進めるために、ゴールド会員になることをお勧めします。登録は、ネットで簡単にできます。もちろん、無料です。
会員になって、ネット予約をすれば、アメリカの主要都市の空港では、HERTZオフィスの掲示板に自分の名前と車の駐車番号が示されます。事務所に立ち寄ることなく、駐車番号の車にそのまま乗って、出口で登録手続きをするだけです。但し、GPS(カーナビ)を借りる手続きをしていても、それが車にない場合は、事務所でGPSセットをピックアップする必要があります。

車の通行はアメリカが右、日本は左です。最初の5分くらいは戸惑いもありますが、すぐに慣れます。私は、アメリカの道では、「右折が簡単にできる」ということを恒に自分に言い聞かせて運転しています。
自身の経験から言えることは、運転が好きな人は、アメリカのドライブにすぐに慣れるということです。アメリカ東海岸の場合、ボーディングスクールはすべて田舎にあります。ニューヨーク、ボストンなどごく一部の大都市を除けば、車の運転は極めて簡単です。時には、対向車があまりにも少ないので、右側通行がふらっと左に移ることもありますが、恒に右側を走ることを意識すれば、ドライブは難しくはありません。
つづく

#1 自力で学校を訪問するために2018-04-18

ボーディングスクールに我が子を留学させているあるお母さんは、学校訪問の段取りをすべて自分で行うまでに3年かかったそうです。

その期間を1年くらいに短縮するために自力で学校を訪問するノウハウについて考えてみたいと思います。自力手配の基本は、ネット活用と訪問ルートを固定して、自分の馴染みを多く作ることにあると思います。

航空券の予約は、日系、外資系に関わらず、ネットで予約、クレジットカードで支払いができます。スターアライアンス系(全日空)とワンワールド系(日航)のいずれかを利用することでラウンジの使用や座席にアップグレード、優先搭乗などの特典を受けることができます。
両方を使い分けるよりも一方を使った方が特典獲得のためのマイレージが早くたまります。
予約に関しては、ネットだけでなく、電話でもできます。乗継便情報などを新設にアドバイスしてくれます。特に、シカゴ、JFKなど、たくさんの国際線が乗り入れる大空港は、到着便によっては、入国審査に大きな列ができます。それらの情報を把握していないと乗り継ぎが円滑に行えない場合もありますので、乗り継ぎのあるフライト予約は専門家のアドバイスを受けることをお勧めします。

余談ですが、ネットの発達によって、航空券購入が飛行機会社から直接ということが一般に広く普及しました。それにともなって旅行会社の役割も大きく変化しました。
自力でネット予約する価格と旅行会社を通して行う予約の価格差は5400円というのが一般的なようです。この手数料の意味は、ある程度の融通が利くことです。たとえば、渡航日が確定できずに、とりあえず暫定日に飛行機の席をおさえておきたいような場合は、エージェントさんの腕の見せ所といえるでしょう。ネット予約では暫定で取っておくという融通はききません。そのような手間をかけなければいけない場合や、乗り継ぎ時間の取り方など、旅行のコンサルタント的役割を要求する場合は、ネットでは用が足りなくなります。
信頼できるマイエージェントさんを見つけることができれば、そのコンサルティング料としての5400円は価値があると思います。
つづく

アメリカ中高留学と教育2018-04-17

ジュニア(中学)ボーディングスクールに留学するために必要な英語力は、聞く力と話す力に重点をおいた学習が効果的です。もちろん、読み書きがおろそかになってはいけないのですが、インタビューでの受け答えが合否に大きくかかわるジュニアボーディングスクールの入試プロセスにおいては、その対処が優先されてもいいと思います。

9年生から12年生の高校ボーディングスクールへの留学はジュニアボーディングスクールよりも総合的な英語力が求められます。特にESLのないランク4以上のボーディングスクールは、世界中から留学生が集まってきます。彼らの多くはボーディングスクールに入学するために何が必要なのかをしっかり把握しています。そのような留学生と競争するためには、インタビュー対策だけでは不十分と言えます。

もちろん、ESLのあるジュニアボーディングスクール、ボーディングスクールはESLのない学校よりも圧倒的多数を占めますから、留学意欲さえあれば、中学、高校時代に留学ができないわけではありません。故に、中等教育を終えた後の教育までを総合して考えることが重要です。

中学、高校時代の留学の最大のメリットは、自立心をつけること、考える力を養うこと、問題解決力をつけることなどにあります。決して、英語力をつけることが最大のメリットにはなりません。それは、留学生した生徒たちが自ら語ることのみならず、生徒の家族も同じように認識しています。

英語は、コミュニケーションの道具です。いくら英語力が堪能であっても、それをどのように駆使するかを決定するのは、英語力そのものではありません。

英語力のみならず、理科、社会、数学、そして音楽、芸術、体育、社会活動など、いずれの分野をとってみても、それらを学び蓄えた知識そのものに価値があるとはいえません。それをどのように生かすか、役立てるかは、学ぶ本人が責任をもって考えることに他なりません。

アメリカにおいては、中等教育機関であるボーディングスクールも、リベラルアーツ系の大学もそれを熟知しているからこそ、生徒、学生の個性を伸ばすことや特性を生かすということに重点を置いた教育を実践できるのです。